神戸展示会最終日

kaorufujii2005-02-23

最近の展示会はラーメン店とそば専門店の方が増えて来ました。昨年までは殆どがうどん店だったのですが、大変な様変わりです。今日は私の良く知っている有名なそば店の店主の弟子で、18年間完全な手打で営業されているそば店の店主が来られました。初日に来られたお客様がどうしてもあの店のそばと同じようなそばを作りたいという店があったので、二人でその店に行ってみました。すると小さい店舗ですが、店の中は一杯で更に並んでいました。大変な人気店です。我々も並んで順番が来るのを待っていました。店内から厨房が見えていたので、そばを茹でている様子が良く判りました。茹で時間を測ってみると、丁度1分半かかっていました。坂東太郎で二八そばを打つと茹で時間が手打と全く同じ、30秒ですからこのそばはつなぎがかなり入っていることが判ります。そして注文したざるそばとかちんそばを見てみると、透明感のある白いそばです。食べてみるとそばの風味は殆どありません。やはりつなぎは4割程度は入っています。早速、展示会場に帰り、一緒に行ったお客様にそばを打って戴きました。茹でてみるとほぼ同じ程度の時間がかかり、同じような麺質になります。土地柄によって好まれるそばの品質が大きく違うことが判りました。関西地区では本物の二八等は余り理解されず、つなぎが4割程度が一番食べ易いような気がしました。